最近、Tiny Whoopのレースが盛り上がっていて、国内でも賞金レースが始まっています。
このレースに出場する場合、避けて通れないのがモーターの問題です。
モーターは大きく分けて、弱い『ブラシモーター』と、強い『ブラシレスモーター』の2種類があります。
ブラシモーター
レースに出場できる『ブラシモーター』は安価ですが、寿命が短いです。
最初のうちは勢いよく飛んでくれるのですが、飛ばしていて『ん?なんか機体の上昇が鈍くなったな』と思ったら交換の合図かもしれません。
バッテリーと同じく消耗品で、どんどん交換するイメージとお考え下さい。
風に弱く、エアコンの風にも流されるので屋内限定です。
屋内だと十分に楽しめます。
今のところ、ほとんどのTiny Whoopが『ブラシモーター』を採用しています。
寿命がきて交換するときは、サイズに注意が必要です。
一般的なものは、モーター径が6mm、長さが15mmで、『0615』などと書かれていています。
他にも『0716』、『0720』、『8520』などがあります。
モーターの性能を表すのは『KV値』で、この数が大きいほど回転数が高いということになります。
モーターを交換するとき、FC(フライトコントローラー)のモーター部分がコネクター式だと交換が楽です。
もし、FCのモーター部分がハンダの場合、モーター側のコネクターをニッパーなどで切って、FCにハンダ付けします。
どちらにしても、FCにつける前に配線をまとめてねじっておくと、完成時に見た目がスッキリします。
GOOD FPV
ラジコンデパート FUNFUN
BanchoFPV
AIR CRAFT エアクラフト
侍 SAMURAI DRONE
ep-models
ブラシレスモーター
対して『ブラシレスモーター』は、値段はちょっと高いですが半永久的に(おおげさ?)使えます。
『ブラシモーター』に比べパワーが強く、機体の高度が下がってから上昇させるときもパワフルです。
最近は、強い『ブラシレスモーター』でバッテリーを載せても30g以下にできる機体も販売されています。
機体は『ブラシモーター』を使用しているものとほぼ同じサイズですが、パワーがあるので屋内だけでなく屋外でも十分楽しめます。
私は最近、もっぱらこの『ブラシレスモーター』の機体を使用しています。
最初に少し投資することで、モーターの寿命やパワー不足のストレスから解放されました!!
選び方
レースに出場予定の方は『ブラシモーター』、『ブラシレスモーター』の2台持ち、
出場予定のない方は『ブラシレスモーター』のみがいいかもしれませんね。
バッテリーをHV(ハイボルテージ)にすると、最強の組み合わせになりますね。
今後『ブラシレスモーター』のレースが開催されることを切に願います。
個人的にするかもしれませんね(笑)
追記:最近は『ブラシレスモーター』のレースも開催されているようです。
スピードや回旋した時の操作性など、お好みで選べる時代になりました。