「カメラがなくちゃドローンじゃないでしょ!」という方向けに書いてます。
ひとくちにドローンのカメラといっても、アマチュア無線4級以上が必要な5.8G帯カメラと、免許の要らないWi-Fiカメラの2種類があります。
ここでは初心者におすすめの、免許が要らないWi-Fiカメラについて書いていきます。
いろいろ買ったり調べたりしましたが、今のところ私がおすすめするWi-Fiカメラ付きドローンは2つしかありません。
逆に言うと、あれこれ迷う必要がないので楽ですね。
おすすめは2つだけ!
さっそく答えを言いますと、『Holy Stone HS210Pro』と『Potensic A20W 』の2つです。
Holy Stone HS210Pro | Potensic A20W | |
付属バッテリーの数 | 3個 | 2個 |
バッテリーの容量 | 300mAh | 100mAh |
モードの切り替え | 可(モード1、2) | 不可 |
カメラの角度調整 | 水平~真下 | 不可 |
収納ケース | 有 | 無 |
私のおすすめは『Holy Stone HS210Pro』です。
上の表を見れば一目瞭然、すべての項目において『Holy Stone HS210Pro』が勝っています。
室内用の初心者向けカメラ付きドローンとしては2020年4月現在で最高峰ですね。
まあ、後発なので性能がいいのは当たり前なのですが。。。
でも、2020年4月現在は『Potensic A20W』の方が安いので、
いつ飽きるか分からない子供用のおもちゃや、
なるべく安く済ませたいと思う方は『Potensic A20W』 でもアリだと思います。
室内用小型ドローンの選び方
室内用小型ドローンの選び方は、
『初心者向け室内用小型ドローンの選び方+おすすめ3選【カメラ無し編】』に詳しく書いているので、そちらをご覧ください。
室内用小型ドローンにはGPSは付いていません
室内用小型ドローンにはGPSがありません。
なので、気圧や気流によって機体はフラフラします。
そもそも、DJI社などの屋外で使うGPSを搭載したドローンでも室内ではGPSが効かないです。
GPSの効かない状況で飛ばすので、室内用の小型ドローンはGPS搭載の空撮用ドローンを飛ばすときの練習にもなります。
屋外で飛ばすのはおすすめしません
今回おすすめした『Holy Stone HS210Pro』と『Potensic A20W 』はブラシモーターを使用しているので、パワーがあまりありません。
もともと室内用に作られているので、外で飛ばすと風に流されて思わぬところに飛んで行ってしまう可能性があります。
200g以下のドローンなので規制がないと言っても、人や物にぶつかってしまったらまずいですよね。
なので、屋外で飛ばすならパワーのあるブラシレスモーターを使ったドローンを使用することをおすすめします。
やっぱりプロポの方が操作しやすい
Wi-Fiカメラを使用した『Holy Stone HS210Pro』と『Potensic A20W 』はプロポにスマホを固定するパーツが付属しているため、
モニター付きプロポのように、スマホで映像を見ながらプロポを操作することができます。
プロポを使わずにスマホだけで操作することも可能ですが、私はちょっとやりにくいです。
Wi-Fiカメラの欠点
毎回Bluetoothを接続する必要がある
バッテリーを交換するごとにBluetoothをつなぎ直さなくてはならないことです。
3分くらいでバッテリーが切れるので、そのつど操作が必要です。
映像が遅延する
アマチュア無線4級以上が必要となる5.8G帯のカメラはほとんど映像が遅延しないことに比べて、Wi-Fiカメラは映像が遅延します。
極端に言うと、「壁にぶつかる!」と思ったときにはすでにぶつかっているという感じです。
でも、個人的には我慢ができる範囲だと思います。
ちなみに、DJI社などの屋外用空撮ドローンも遅延します。
さいごに
いくつか欠点も上げましたが、カメラ付きのおもちゃドローンなら『Holy Stone HS210Pro』一択で間違いないですね。
手前味噌ですが、強いハイボルテージバッテリーに交換することもできます。