Mavic Mini が気になる人「『Mavic Mini』が気になる。200g未満って聞いたけど、メリット・デメリットなど、詳しいことが知りたいな。」
このような疑問にお答えします。
この記事の内容
・ここがおすすめポイント【レビュー】
・メリット&デメリット 【比較】
・よくある質問【疑問にお答えします】
・Mavic Miniを購入する手順【導入(ちょっと宣伝)】
私はドローンショップを運営している関係で、たくさんのドローンに接する機会があります。
ドローンの設定や修理の経験を活かし、疑問を解決しながら正直にメリット・デメリットをレビューします。
Mavic Miniの購入を検討されている方は、ぜひご覧ください。
ここがおすすめポイント【レビュー】
結論から言うと、国土交通省の許可・承認を取るのがめんどくさいという方には大変おすすめです。
200gの壁を破った小型空撮ドローン
2020年4月現在、200g未満のドローンは規制の対象外となっているので、
(よく200g『以下 』という方がおられますが、200g『未満 』が正解です)
(参照:国土交通省HP 飛行ルールの対象となる機体)
・空港等の周辺の空域
・地表又は水面から150m以上の高さの空域
・人口集中地区の上空
の許可の他にも
(参照:国土交通省HP 『無人航空機の飛行の許可が必要となる空域について』)
・ アルコール又は薬物等の影響下で飛行させないこと
・ 飛行前確認を行うこと
・ 航空機又は他の無人航空機との衝突を予防するよう飛行させること
・ 他人に迷惑を及ぼすような方法で飛行させないこと
・ 日中(日出から日没まで)に飛行させること
・ 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
・ 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
・ 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
・ 爆発物など危険物を輸送しないこと
・ 無人航空機から物を投下しないこと
の規制に縛られずに飛行させることが可能です。(あ、一般常識やモラルは必要だと思いますよ)
200g未満のドローンは今のところ自由度が高いですね。
ただし、警察庁の『小型無人機等飛行禁止法』は適用されるみたいなのでご注意ください。
高画質である
Mavic Miniは1,200万画素の静止画、2.7K/30fpsの動画まで撮影できます。
私は普段ファントム4を使用していますが、1,080P/30fpsで動画の撮影をしているので、
それを考えると、普段使いなら十分な性能だと思います。
とはいえ、そのうち4Kが発売されるとうれしいですね。
長時間飛行できる
カタログ値では、ノーマルバッテリーの最大飛行時間が18分となっています。
(参考:DJI MAVIC MINI スペック)
延々と撮影する動画を撮らない限りは、問題ない飛行時間です。
それでも「もっと長時間飛行がしたい」という方には大容量バッテリーも売ってます。
ただし、どのDJI製品にも言えることですが、充電時間を考えるとバッテリーの数は3本以上あった方がストレスなく撮影できると思います。
飛行距離
カタログ値では、運用限界高度(海抜)は3,000mとなっています。
なので、理論上は3km先の距離まで飛行できることになります。
が、実際はバッテリーの持ち時間も考えると往復で2,000mくらいが安全じゃないかなと思います。
GPSを搭載している
「空撮用ドローンはGPS付いてて当たり前だろ!?」と思う方もいるかもしれませんが、いえいえ、そんなことはありません。
DJI社で販売している200g未満のドローンでGPSを搭載しているドローンは、これまでありませんでした。
GPSを搭載することでピタッとホバリングすることが可能です。
すごい時代になりました。
折りたためる
今までのMavicシリーズ同様、折りたたみ式のドローンです。
折りたたみ方も今まで通り。
前側は真横うしろ方向に、後ろ側は下方向にクルっと回して折りたたみます。
続いて、メリットとデメリットを比較しつつ見ていきますね。
メリット&デメリット 【比較】
メリット
・空撮用ドローンとしては、とにかく小さい
・国土交通省の許可・承認が要らない
・安い
デメリット
・軽いので風に流されやすい
・事業用としては、ほぼ使えない
メリット 1:空撮用ドローンとしては、とにかく小さい
空撮に耐えうるスペックで、ポケットにも入るほど小型。
これまでの空撮用ドローンと比較しても驚異的な小ささで、持ち運びにとても便利です。
メリット 2: 国土交通省の許可・承認が要らない
200g以上のドローンは国土交通省の許可・承認が要りますが、
Mavic Miniは200g未満(199g以下)なので要りません。
メリット 3: 安い
これまでのMavicシリーズの価格を比較してみると
Mavic 2 Pro・・・197,560円
Mavic 2 Zoom・・・165,000円
Mavic Pro Platinum・・・135,190円
Mavic Air・・・105,820円
上記に比べてMavic Miniは、なんと46,200円
この価格は魅力的ですね。
次にデメリットも紹介します。
デメリット 1: 軽いので風に流されやすい
重量が軽い分、多少風に弱いのはしょうがないですね。
最大風圧抵抗のスペックを比べてみると
Mavic 2 Pro & Zoom ・・・29~38 km/h
Mavic Air・・・29~38 km/h
Mavic Mini・・・8 m/s(時速でいうと29km/h くらい)
カタログ値では、ほとんど大差ありません。
デメリット 2: 事業用としては、ほぼ使えない
まあ、Mavic Miniを業務で使おうとする人はあまりいないと思いますが、理由の一つが画質ですね。
最近では4Kでの空撮依頼も増えているので、画質的に無理です。
あとは単純に見た目の問題。
何十万払って依頼したプロがMavic Mini持ってきたら怒りますよね(笑)
ご自分の趣味として割り切った使い方をおすすめします。
業務用としてのご使用ならPhantom(ファントム)かInspire(インスパイア)がおすすめです。
よくある質問【疑問にお答えします】
モニター付きですか?
いえ。モニターは付いていません。
スマホかタブレットを接続します。
(私はiPhoneとiPadを使っています。)
ゴーグルは使えますか?
『DJI Goggles』は使えません。
自動で着陸できますか?
はい。自動で着陸できます。
マニュアルのP38に書いてあります。
オートリターン機能はありますか?
リターントゥホーム(Return-to-Home)というオートリターン機能があります。
RTHには3種類あります。
スマートRTH
スマホやタブレット、またはプロポのRTHボタンを長押しすると機体が帰ってきます。
ローバッテリーRTH
バッテリー残量が少なくなると機体が帰ってきます。
フェールセーフRTH
プロポとの電波が途切れると機体が帰ってきます。
詳しくはマニュアルのP12~に書いてあります。
フォローミーは使えますか?
Mavic Miniにはフォローミーやアクティブトラック機能は付いていません。
自分で操縦して追跡するしかないですね。
Mavic Miniに関する本はこちらがおすすめです。
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Mavic Miniを購入する手順【導入(ちょっと宣伝)】
購入はAmazonでも私のECサイトからでも可能です。
私のECサイトから購入してくださった方は設定済みでお渡しできます。
ドローン本体
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予備バッテリー
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